この手の本は読むのに結構時間がかかると思っていたが、数日で読むことができた。いや、読んだというより眺めたに近かったかもしれない。あまりCMMそのものについて書かれていないので、CMMについての知識が前提にないといけない。そういう点で入門というタイトルはちょっとつらいかもしれない。3章の「アセスメントおよび評価者が求めているもの」のインタビュー形式のQ&Aあたりが、リードアセッサ−たる著者の経験に裏付けされた内容で、役に立ちそうな部分ではある。
結局、自分がきっちりと読みこなせなかっただけかもしれないが、時間をかけて理解するにはあまり面白い内容ではなかった。しかし、なんとなく、ちゃんとしなくちゃって気が起こるから、読み物として眺める分にはいいかもしれない。